2012年2月10日金曜日

下屋根の瓦替え

窓の外に空中を歩く人影……は、
瓦を張り替えに来た職人さんです。
老朽と地震の震動などで瓦が軒先へずれ、危なくなってきてたので
大家さんが補修を頼んでくれた。
予算の都合で、トタンなど他の方法で葺き直す話も出たのだけれど、
古き良き景観を残そうと、奮発して瓦屋根にしてくれた!
ありがとう、大家さん!!

職人さんによると
傍房が建ったおよそ100年前と比べると瓦も進化して、
当時より屋根が軽くなる工法になってるとのこと。
今の瓦は少ない土で葺けるし、瓦そのものも軽量化されたという。
下地のシートは見えなくなるのがもったいないような梅模様。
古い屋根の解体から2日半ほどで改修完了。
屋根と樋の間の水切りは銅板だった。古い部分はすっかり錆びてて
今まで気づかなかったけど、今は傍房の屋根だけピカピカのカッパーラインが
びしっと輝いてます。
寒波到来の中おつかれさまでした。ありがとうございました!

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