この日はご近所さんのMさんが、
初めて会う方との待ち合わせの場所として、
傍房を利用してくださいました。
ついつい私も途中から同席させていただきました。
傍房を開けてから、色んな方が、
色んな知り合いを連れて来てくださり、
素敵な出会いのスピードが加速しています。
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『傍房』にはいわゆる肩書きはつけていません。
お店にしてはめったに人は来ませんし、
なんだか得体の知れない、
よく分からない場所なのかもしれません。
ほんとははっきりとギャラリーやら、
フリースペースやら、ショップやら…
肩書きを付けたほうが分かりやすいでしょう。
でも、肩書きをつけたとたんに
こぼれ落ちてしまうこともたくさんあり、
そんな断片を拾い集めることのほうが、
私たちの求めていることに近い気がしています。
やっと傍房という船を水に浮かべたような状態ですが、
これからどんな波をみつけて乗ってゆくのか、
その航海のゆくえを楽しみにしたいと思います。
(日々譚)